創作キャラ紹介⑦ G-FORCE編 シャドウ・ソー

本日は記念すべき回!キャラ紹介7回目、ラッキーセブンにして初めて「よちの子」を紹介して参ります。以前も説明しましたが「よちの子」とは「よそ産うちの子」の略で、僕の創作世界観にTwitterのフォロワーさんが提供してくださったキャラクターのことを指します。ファミリアシティヒーローズの世界には数名のフォロワーさんから何人かよちの子を頂いているのですが、これから紹介する「シャドウ・ソー Shadow Sew」はフォロワーのミポンさんに頂いた1人目のキャラクターにして、G-FORCE内唯一のよちの子です。
各国から集まったメンバーの中で、シャドウ・ソーこと「須郷 佐助 すごう さすけ」は日本出身です。ギフテッド能力はズバリ「影」。影の中に身を隠し、影から武器を錬成し、影縫いで相手を足止めするといった風に使って、アサシンのように戦います。地味ながら非常に強力な能力で、細くしなやかな身体から繰り出される動きと相まって敵がその姿を捕らえることはほとんど出来ません。では彼の、まだ日本にいた頃から過去を遡ってみましょう。よちの子全般に言えますが、僕が本当の親ではないので大雑把な説明になることをご容赦ください(笑)。
佐助は至って普通の家庭の、普通の子供として生まれ、育ってきました。そしてまだ幼い少年だったある日、影を操る能力が覚醒します。が、その強力な影の力に飲み込まれてしまい、彼は誰からも見えなくなってしまいます(確認したところ当時まだ6歳。過酷だ....)。ドラえもんの石ころ帽子を被った状態というと分かりやすいでしょうか。助けを求めることも出来ず、このまま飢えで野垂れ死ぬのでは...というところまで追い詰められます。そこを偶然通り掛かって助けてくれたのが、丁度日本に来ていたG-FORCEのメンバーの1人でした(現本部メンバーの誰かではありません。彼について触れるのはだいぶ後になりそうです)。対極にあたる「光」を操るギフテッドである彼のおかげで見つけてもらった佐助は、恩返しも兼ねてG-FORCE日本支部所属のヒーロー見習いとして、彼の下で特訓を始めます。そして月日が経ち、立派な青年になった彼は推薦で本部へ異動、G-FORCEのメンバーの一人となるのです。「......俺の居場所は、G‐FORCEただ一つ。だからこの身が滅びるまで、最後まで刃を振るうと、戦うと、約束しよう」
本部で初めての仲間たちに会い、決意を新たにした彼はエクソ先生にこう語ったそうです。
さて、そんなシャドウ・ソーについて今回はミポンさんに特別にお話頂きました(上の一言もミポンさん謹製です。ご協力ありがとうございました!)。以下にその内容を紹介させていただきます!
(シャドウ・ソーの能力「影」について)
何気に初めてのよちの子だったので能力は他のキャラクターと被らないように気をつけよう!ってのはあって、そこで辿り着いたのが「影」でした(中略)サポート型にしたいっていうのもありました。影縫いで敵の動きを止めたり諸々......
(シャドウ・ソーのコスチュームアレンジについて)
影に潜入できるっていうのもあるので、ド派手な格好にするもの...と思いまして、それであの黒装束に...wモチーフは勿論NINJAです
こうして振り返ってみると、今でこそ様々なキャラクターやギフテッド能力がありますが、当時は本当にファミリアシティヒーローズ始めたて。G-FORCEなんて全員分の能力が思いつかず、ゲルダ(実は彼女もミポンさんのキャラ化、という形で誕生しています)と他数人のラフくらいしか決まっていなかった記憶があります。シャドウ・ソーはそんな中でG-FORCEの方向性を決定づけてくれた大事なキャラクターでもありますね。
ではここからはシャドウ・ソーの外見的特徴を詳しく見ていきましょう。
「影縫い」の名を持つ彼は、メンバーの中でも特に変わったアレンジでユニフォームを着こなしています。スカーフ一体型のケープ、鋭い爪の付いたグローブ、暗器を忍ばせておくケース付きベルト、そして特殊なブーツ。黒一色に統一された装備は正に忍者!個人的にはスカーフの牙のペイントが戦闘機のようでかっこいいと思っています。グラフィティのスカーフにも少し似てますね。爪とブーツを使えば壁を伝ったり足音を立てずに歩いたりと隠密行動も余裕です。
彼の武器は影で出来たナイフと針、そしてグローブの爪。考えてみるとG-FORCEには先端が鋭利な武器を使うヒーローが他にいませんね...?能力がどちらかと言えば地味な彼なりの最も効果的な武器だと思います。奇襲をかけ、ナイフでバッサリ!もしくは針で影縫いし動けないところを一気に接近!影で出来ているので彼以外は触れることも出来ず、仮にベルトのケースを開けられたとしてもそこはもぬけの殻。
そういえば先程忍者を参考にしているという話をしましたが、他にもシャドウ・ソーには和風要素があり、それが目張りです。目の周りを強調する歌舞伎などでよく見られる化粧のひとつで、ヒーロー時は色の目張りをしています。黒い中にこういった差し色があるのはめっちゃかっこいいですね!ね!!同じ差し色で言えば髪の毛のピンクも特徴的です。
そんな彼の性格は一言でいえば無愛想。特に最初の頃はあまり仲間と喋ることも無く、キツい目つきも相まって怖がられることも多かったでしょう(笑)。ですが前述の言葉に見られるように「ぶっきらぼうでもちゃんと仲間を信頼している(ミポンさん談)」そうで、無愛想ながらも仲間との絆は強いようです。中でも特筆したいのがメンバーの一人「ドッペルゲンガー(ニコラス・シュミット)」との関係性。
(※以下同性愛を含む内容になります)
ドッペルゲンガーについては次回紹介するのでまだ詳しくは話せないのですが、彼もまた幼少期の佐助のように、違った形ではありますが能力のせいで家族に見捨てられた身。G-FORCE本部で一緒に暮らすうちに(メンバーは全員本部に居住しており、二人一部屋の寮のようになっています)お互いに信頼関係を築き、やがて愛し合う関係になっていきます。無愛想な佐助に対しニコラスは臆病で内気な性格。一見交わらなさそうですが、個人的にはお互いの過去の共通点と、同じ部屋で二人の時間を持てた事が大きかったのではないかな、と思ったりしています。今ではいつの間にか手を繋いでいたりするラブラブ振り。末永く幸せになれよ...!!(親馬鹿)
とにかく、以上でシャドウ・ソーの紹介は終わりです。いかがでしたか?
最初は1人で誰にも見つけて貰えなかった彼が見つけられ、外の世界へ踏み出し、さらに多くの仲間を得て、愛すべき相手に出会えたこと、とてつもなく幸せなことですね。ミポンさんなくして今やG-FORCEに欠かせない彼が生まれることはなかったので、感謝してもしきれません。
次回はシャドウ・ソーの恋人でもある「ドッペルゲンガー」を紹介して参りますのでお楽しみに!
 
※最後にミポンさんのシャドウ・ソーのラフ、公開時のイラストも一緒に掲載させていただきます。本当に何から何までありがとうございました!

The Familia Universe Production

主にTwitterで活動している「市長」の創作活動をまとめたホームページです。

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